2017年4月30日、マーリンズの本拠地マーリンズ・パークで行われたパイレーツ戦で、試合前にイチローの3000本安打達成の偉業を称えるセレモニーが行われた。
【動画】イチローのキャリアを祝うセレモニー
このセレモニーは、去年に行われる予定であったが、セレモニー直前にホセ・フェルナンデス投手が事故で亡くなるという悲劇があったため、この日まで延期となっていた。
このセレモニーで、球団からのプレゼントとして、イチローの3000安打全ての写真を集めて作成したパネルがマーリンズ球団社長のデービッド・サムソン氏からイチローに贈られた。
サムソン氏自らそのパネルについて説明している。
【動画】サムソン氏、イチローの偉業について語る
また、王貞治氏からのビデオメッセージが球場のスクリーンで映し出されるなどのサプライズがあった。イチローがビデオスクリーンに対して深々とお辞儀をしていたのが印象的であった。
イチローがお辞儀する姿を見たマーリンズ球団社長のデービッド・サムソン氏は、そのシーンにとても感銘を受けたという。
試合は、マーリンズが1回表にいきなり3点を取られるなど苦しいスタートだったが、ジャスティン・ボーアの5打数4安打1本塁打6打点の活躍もあり、マーリンズが3-10で逆転勝利を収めている。イチローのセレモニーに花を添えた。
イチローは6回に代打で出場するも、ストレートのファーボールとなり、イチローファンにとっては物足りない打席となった。