2017年4月17日 セーフコ・フィールド
マーリンズのイチローは、敵地でのマリナーズ戦で、9番レフトで先発出場した。
イチローがセーフコ・フィールドに帰ってきたのは2014年6月以来、ほぼ3年ぶり。かつてマリナーズで活躍したスターの凱旋に、シアトルの地元ファンも大歓声に沸いた。
試合前のセレモニー
試合前には、イチローの「メジャー通算3000本安打達成」の偉業を称えるセレモニーが行われ、カイル・シーガー、フェリックス・ヘルナンデス、岩隈久志、そして現在マリナーズの打撃コーチであるエドガー・マルチネスといったマリナーズ時代のチームメイトたちも集まってイチローを祝福した。
試合はマリナーズの快勝
試合は、マーリンズ 1-6 マリナーズで、マリナーズが快勝した。
マリナーズ先発のアリエル・ミランダが無四球無失点で7回を投げ切った。
また、マリナーズの打撃陣では、不調のロビンソン・カノーが4打数2安打3打点1得点と活躍。復調の兆しを見せた。
一方、マーリンズは、先発のトム・コーラーが、4回を投げて5失点と精彩を欠いた。打撃陣も、8回まで無失点で、9回にクリスチャン・イェリッチのソロホームランで1点を返すのがやっとであった。
今季不調のイチローも、3打数無安打と抑え込まれ、打撃では結果を残せなかった。
しかし、守備では、8回にテイラー・モッターの打球をジャンピングキャッチするなどの美技を見せ、観客を沸かせた。