2017年5月5日に行われたホワイトソックス対オリオールズの試合。オリオールズの先発ウェイド・マイリーが、ホワイトソックスの3番ホセ・アブレイユと4番アビサイル・ガルシアに2者連続でライナーを体に受け、降板するというアクシデントがあった。
アブレイユの打球は、マイリーの利き腕である左腕の手首に直撃したものの、マイリーは心配するコーチ陣を説得するような素振りで続投。
しかし、次のガルシアのライナーがマイリーの臀部に当たってしまったしまったからたまらない。マイリーはこれでノックアウト。1回2アウトでの降板と、マイリーにとっては不運な試合となった。
マイリーの後を引き継いで急きょマウンドに上がったのはガブリエル・イノア。
このイノアが圧巻のピッチングを見せ、7回まで6イニングを投げ、無失点。チームの2-4の勝利に貢献した。
マイリーにとっては痛い登板となったが、チームとしては底力を見せつけたゲームとなった。