2017年4月22日 チェース・フィールド
ロサンゼルス・ドジャースの前田健太は、アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発した。
しかし、ホームランを4本打たれるなど安定せず、5回投げ被安打9、失点6で今季2敗目を喫した。
ドジャースは、1回表、エンリケ・ヘルナンデスのフルカウントからの先頭打者ホームランで先制した。
しかし、その裏、前田は1アウトからデービッド・ペラルタに二塁打を打たれると、2アウトからジェイク・ラムとヤスマニ・トーマスに2者連続ホームランを浴び、3点を失ってしまう。
その後、前田は、2回はピンチを招くも無失点に抑え、3回は三者凡退にダイヤモンドバックス打線を抑える。調子を取り戻したかのようにみえた。
しかし、4回裏、先頭のクリス・オーウィングスにヒットを打たれると、次のクリス・ハーマンにツーランホームランを被弾。2-5と点差を広げられる。
そして、5回裏、1アウトを取った後、再びヤスマニ・トーマスにホームランを打たれ、6失点。5回を終えたところで、前田は降板となった。
試合は、6回表に、ドジャース打線がヒットや四球などを積み重ねて3点を返し、1点差まで詰め寄るも、ダイヤモンドバックスは7回裏に3点、8回裏に2点を積み上げ、ドジャースを突き放した。
前田の防御率は、8.05と信じられない数字。ベンチで、キャッチャーやコーチ陣と長い間話し合いをする場面も見られた。前田が何かしら意見を言っているようにも見えた。
前田にとって試練のシーズンが続いている。