イチローとデレク・ジーターの共演がもう一度見られるかもしれない。チームメイト同士ではなく、オーナーと選手としてだが。
というのも、現在マイアミ・マーリンズのオーナーであるジェフリー・ローリア氏が、元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏が率い、ジーター氏を含む投資グループにチームを売却することに大筋で合意したというのだ。
MLBの承認はまだ得ておらず、細かな事項についてまだ決定していないため、手続きには数か月かかるようだが、買収はほぼ確実であるようだ。
ブッシュ氏がマーリンズの球団運営について決定権を握るようだが、ジーター氏も運営に大きく関わるようだ。
マーリンズの売却額
売却額は約13億ドル(約1430億円)。現オーナーのローリア氏はマーリンズを2002年に約1億5850万ドルで買収したわけだから、買収した額のほぼ10倍の額で売却するわけだ。投資手腕はすごいね。
ローリア氏はなぜマーリンズを売却したのか
ローリア氏が売却を決断するに至った理由についてはいくつかある。76歳という自身の年齢もそうだし、ホセ・フェルナンデスの死も痛かったようだ。ファンからの批判も不満だったし、2003年にワールドシリーズを勝利して以来低迷しているチームも原因であるようだ。
イチローとジーター
イチローとジーター氏は、2012年から2014年までチームメイト同士だった。ジーター氏は、イチローの記録を高く評価し、イチローが節目の記録を達成した際には、イチローを称えるコメントを自身のブログなどで発信し続けてきた。
また、イチローもジーターを大きく褒めたたえるコメントを発信している。
お互いにリスペクトし合う関係であるようだ。
参考資料:
・Jackson, Barry, Marlins expect to finalize $1.3B deal to sell team to Jeb Bush-Derek Jeter group, April 25, 2017, http://www.miamiherald.com/sports/mlb/miami-marlins/article146669364.html