2017年4月25日 ブッシュ・スタジアム
ブルージェイズ対カージナルズの試合で信じられないファインプレーが起こった。
試合は2-2で迎えた7回表のブルージェイズの攻撃。
1アウト走者なしの場面で、クリス・コグランが代打で打席に立った。コグランはフルカウントから四球で出塁。
そして次のケビン・ピラーがライトオーバーのフェンス直撃の三塁打を放つ。ライトのスティーブン・ピスコッティがフェンスに当たって跳ね返った打球の処理に手間取っている間に、一塁のコグランは一気にホームへ突入した。
ところが、ホームへの返球は早く、コグランはタイミング的にアウトだった。しかも、待ち構えるキャッチャーは名捕手で有名なヤディアー・モリーナ。コグランがアウトになるのは目に見えた。
しかしコグランはあきらめない。モリーナが少し前かがみになったのを見ると、なんとモリーナの頭上をジャンプして飛び越えたのだ。
Must C: Coghlan’s acrobatic leap
そして、コグランはそのまま手をついて頭からホームに突っ込み、くるっと前転して立ち上がった。
見ていると結構危険なプレーだが、コグランは平気なようだ。
コグランのこの超ファインプレーもあり、ブルージェイズは6-5と一点差でカージナルズに勝利。コグランのプレーは、チームの勝利へとつながった。