レンジャーズのダルビッシュ有は、6回を投げ被安打4、失点1としっかりと試合を作った。速球が冴え、5つの三振を奪った。
5回表には、ラジェイ・デービス(Rajai Davis)に二塁打を打たれる。しかしその直後、内野陣がピッチャーマウンドに寄って言って何やら相談。次の投球で、ホームへ投げる素振りをして反転二塁へ送球。デービスを牽制で刺すという鮮やかなプレーを見せた。
6回表には、四球と二塁打でノーアウト満塁のピンチを招くものの、1失点に抑えた。
しかし、ダルビッシュがマウンドを降りた後の中継ぎ陣がこの試合でも安定感を欠く。4人のリリーフ陣合計で5失点を喫した。
また、レンジャーズ打線もアスレチックス先発のケンドール・グレイブマン(Kendall Graveman)の前に沈黙。6回まで完封ペースで進む。
7回裏にマイク・ナポリ(Mike Napoli)のソロホームランで辛うじて1点を返したものの、レンジャーズの得点はこの1点のみで終わった。
レンジャーズは、中継ぎの不安を残したまま試合を終えることになった。