マリナーズのパクストン 開幕から続いた無失点記録が23イニングで止まる|マリナーズ 6-9 アスレチックス 2017年4月20日

2017年4月20日 オークランド・コロシアム

マリナーズのジェームズ・パクストンが20日のアスレチックス戦で先発のマウンドに上がった。

パクストンは、開幕以来ずっと無失点であったが、この試合の3回裏に3点を失い、開幕以来続いていた無失点記録が23イニングで止まった。

パクストンが達成した開幕以来23イニング連続無失点記録は、マリナーズの球団記録だ。

この日の試合、パクストンは1回、2回とそれぞれ一本ずつヒットを許すも、得点は許さなかった。

しかし、マリナーズが3点リードで迎えた3回裏、ついに連続無失点記録が途絶える時が来た。

先頭打者のジャフ・デッカーにヒットを打たれると、次のラジェイ・デービスにはセンター前に運ばれ、ノーアウト一三塁のピンチ。

そして、3人目のアダム・ロサレスにライト前にタイムリーヒットを打たれてしまったのだ。このヒットで、ライトを守っていたミッチ・ハニガーの送球エラーもあり、2点を返されてしまう。

さらに、2アウトと取った後、リオン・ヒーリーにタイムリー二塁打を打たれ、マリナーズはアスレチックスに同点に並ばれてしまう。

パクストンは、5回裏にも2失点し、結局4回1/3でマウンドを降りる。被安打9、失点5の内容だった。失点は多かったものの、三振を8個も奪った。

試合はその後、アスレチックスが得点を重ね、マリナーズは3点を奪い返すも、結局6-9でアスレチックスが勝利した。

マリナーズは、ダン・アルタビラが1イニングで3失点を喫するなど、依然中継ぎ陣に不安を残す試合となった。