アストロズの青木 チーム反撃の口火となる安打 2安打2打点の活躍 チームも勝利|2017年4月15日 アストロズ対アスレチックス

2017年4月15日 オークランド・コロシアム

ヒューストン・アストロズの青木宣親選手がオークランド・アスレチックス戦に8番レフトで先発出場。4打数2安打2打点の活躍を見せた。

試合は、序盤、アスレチックスが主導権を握って進む。

アスレチックスは2回ウラにクリス・デービス(Khris Davis)とスティーブン・ボート(Stephen Vogt)が連続ヒットを放つと、ヨンダー・アロンソ(Yonder Alonso)がタイムリー二塁打を放ち先制。

その後も、タイムリーヒットと犠牲バントで2点を追加し、0-3とした。

5回裏には、アスレチックスは、トレバー・プルーフ(Trevor Plouffe)とクリス・デービスのソロホームラン2発で2点を追加し、アストロズを突き放す。

しかし、6回表、それまで好投を続けてきたショーン・マネイア(Sean Manaea)が突如崩れ始める。先頭打者から連続3四球でノーアウト満塁のピンチを招くと、ショートのアダム・ロサレス(Adam Rosales)とセンターのジャフ・デッカー(Jaff Decker)のエラーで2点を失う。

この時点でマネイアは降板。被安打は0だった。

7回表にアスレチックスのピッチャーがリアム・ヘンドリクス(Liam Hendriks)に交代になると、アストロズの猛攻が始まる。

口火を切ったのは青木。この試合チームの初安打となるレフト前ヒットで塁に出る。次のジェイク・マリスニック(Jake Marisnick)の打席で今季初となる盗塁を成功させる。マリスニックはショートへの内野安打で出塁する。

1アウトの後、アレックス・ブレグマン(Alex Bregman)のレフト前タイムリーヒットで、青木はホームに帰ってくる。これで、アストロズは3-5 とアスレチックスに2点差までつめよると、ホセ・アルトゥーベ(Jose Altuve)のショートゴロの間に追加点を挙げ、1点差まで詰め寄る。

ビッグイニングは8回表。1アウト二三塁の場面で青木が打席に立つと、登板直後のショーン・ドゥリトル(Sean Doolittle)が暴投。その間に、三塁走者のジョシュ・レディック(Josh Reddick)がホームに帰り同点に。

その後は、青木の犠牲フライやジョージ・スプリンガー(George Springer)のツーランホームランなどで、アストロズはこの回一気に4点を追加、逆転に成功した。

9回表には、青木がダメ押しとなる2点タイムリーヒットを打ち、アストロズが逆転勝利を収めた。

好調の青木は、3戦連続マルチヒット。打率も.375まで上げた。OPSも.949とチームでも欠かせない存在となってきている。